STA(なみだのわかちあいアジア)りゅうさんより 大交流会の感想

2020年弊社大交流会に参加してくださった、STA(なみだのわかちあいアジア)りゅうさんより、参加した感想をいただきました。
皆さんにも読んでほしいので、こちらで紹介いたします。

 

名古屋生活クラブ2020年交流会に参加して


今年のマルシェそして新年会は、コロナウイルスの所以か見事に参加者が激減しました。
食べ物のない新年会はやはり想像通りでした。
ビジネスの下手なSTAも、どうせ売れないからと飛び切り高価な商品を持っていきました。
やはり売れませんね!インドのカシミール地方のカシミアは、カルカッタの由緒ある店で仕入れたもので、きれいな店に展示したらおそらく3倍から4倍の値が付きます。
新城に店開きしますので、ぜひお出かけください。新東名の新城インターから車で5分です。結構質のいい商品を持ってます。

 別に宣伝するつもりはなかったのですが、今の棲み処は、多目的でみんなの集まれる場にしたいと思っています。

 本題に入ります。交流会はここ数年欠かさず参加させていただいてます。正直言うと、二次会に参加するのが楽しみです。
農業について、真っすぐに語る友人たち特に若者たちと語る機会はとても貴重です。
マルシェでは、親しみを込めて多くの方に「りゅうさん」と声をかけていただきました。至福の一瞬です。以前買っていただいたものを、「これ使っていますよ。」と言っていただくともう完全に舞い上がってしまいます。実に単純なのです

 二三年前から、生産者会議にも参加させてもらってます。かみさんの実家、北設楽の山間地で義姉が畑を耕していて、年に一回茶摘みを手伝う程度で、ほとんど生産はしていないのですが。

 生産もしないでただ消費するだけの私が、生産者会議に出てどうなんだろうという少なからず躊躇することはありました。
参加してみて、生産者・消費者と線引きすることの意味がほとんどないことがわかりました。
生産者の抱える問題が、消費者と全く無関係だとは思えないと感じました。

 考えてみれば、もともと人類は生きるために食料を採集するか、自分で作るしかなかったと思います。そういった意味では、元来はみな生産者であった訳です。分業制になって、食の部分も専門職に委託するようになっても、食に関することは他人事ではなく私事です。

 家内の老母がエンドウの卵とじを作ったら、「豆ができないうちに収穫するなど、もったいなくてできなかった。」と語るのを聞いて、年代の相違もありますが、作る人の感覚の重みを感じました。
生産者会議は、そうした作る側の視点を知ることができました。そしてそれは、消費者には無縁ではないということも。

 今年は伊澤社長のぼやき(しつれい)スピーチから参加しました。
感染力を別にして、コロナウイルスの死亡者は今のところ2千人強。しかしトランス脂肪酸による死者は年間54万人。「なぜこの問題には無関心でいられるのか?」
私も同感です。でも今これをオープンの場で言ったら袋叩きに合います。
今は確かに異常です。福岡で車内でマスクをしないで咳をしている人がいるというので、誰かが緊急停車ボタンを押して地下鉄が止まったというニュースを読みました。
戦争中色鮮やかな服装の女性に小学生たちが「贅沢はやめましょう。」とはやし立てたという話を思い出しました。70年前と今の日本人の意識はほとんど変わっていないのではと思います

 このままでは、権力者の煽動に乗って、あっという間に全体主義国家になり果てるかもしれません。ユーゴ紛争やスリランカの紛争は、一握りの権力者の煽動で、人種も宗教も違いを超えて仲良く暮らしていた人々を殺戮の煉獄に連れて行きました。

 こら!日本人(だけでないかもしれない)ちゃんと自分の頭で考えて行動しろ。大きな声に唯々諾々と従うな!国民のためと言いながら、自分だけが大事という権力者の声は無視しよう。

 どうも脱線する癖が治らない、交流会の話でした。
野菜に虫がいて苦情を言われたとか、土がついた野菜は敬遠されるとか、私にしては信じられない話が出ていました。
野菜にいる虫は、安全を保障してくれたと思い、ありがとうと外の草むらに放してやります。
30年ほど前、フィリピンのバナナプランテーションをめぐるスタデイツアーに参加した時の経験です。
ドールのパイナップル農園に入りました。そこの監視員をしている青年が、秘かに入れてくれたのです。日頃は銃を持った監視員が見張っています。
そこで食べたパイナップルは、本当においしかったです。ところが、周りで虫の羽音一つしませんでした。土に落ちたパイナップルのかけらに、アリ一匹寄り付きませんでした。まったく生き物のいる気配がないのです。思わずぞーとしました。
これと同じような状態で作った野菜を食べられるでしょうか?虫もつかない野菜は、恐ろしいのです。
土のついた野菜は、それが大地でしっかりと育った証明でしょう。土を洗う手間が面倒だというのなら、そのわずかな時間を省いた時間をどれほど大切に使っているのでしょう?
これはここで言っても仕方がないか。はっきり言って消費者が、何もわかっていない、それが社長は歯がゆいのでしょう。

 今年はできすぎた作物の話題が出ていました。そうした情報は、消費者に直接届けば有難いと思います。トマトなどはペーストにして冷凍すればいいし、ほうれん草もゆでて冷凍保存ができます。消費者にもいろいろなアイデアがあると思います。
生産者から消費者に直接届く回路はないでしょうかね? 
伊澤社長が、トランス脂肪酸の問題など、伝わるべきことがなかなか伝わらない焦燥感を縷々述べていました。若い人に基礎知識がないことも。
確かに伝わらないのです。
50年近くアジアでの活動を書いたり話したりしてきましたが、最近、伝わることを前提にしたらだめだと思うようになりました。
伝わらないことを覚悟して、伝えていくことに挑んでいくことでかすかな可能性を見出そうと考えています。伝わらないから伝えていくということでしょうか。
基礎知識がないという要因が分かるならば、十分に対処できると思うのですが。
伝わる人はもうほっといてもいいでしょう。

STA なみだのわかちあいアジアとは

人種差別によりインドで難民となっている子ども達、タイで幼くして売春婦として売られていく女の子達を救うなどの活動をしています。
現地で活動している人々とつながり、彼女達が作ったものや現地で買い付けたものを販売して自立支援の活動資金にしています。



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