油を比較してみました

 1.    名古屋生活クラブがおすすめする油
一般的によく使われている油は、菜種をn-ヘキサン(化学溶剤)によって抽出し、高温をかけるなどし精製され、さらさら、臭いもなく透明に使いものになっています。市販の食用油で「グリシドール脂肪酸エステル」の量が一般的な油の約10〜100倍も多く含まれている可能性がある、として回収された事がありました。グリシドール脂肪酸エステルは、体内で分解され発ガン性のある「グリシドール」にかわります。この油が高温処理によってグリシドール脂肪酸エステルが増えたかどうかはわかりません。しかし高温処理によって3MCPDといった不純物もできており(WHOなどで危険性が指摘されています)、精製によって使いやすくなる一方、リスクもはらんでいるのが「精製された油」なのです。また、精製によって元々菜種にふくまれているせっかくの抗酸化物質もとりさられています。

この様な理由から
・抽出方法は圧搾絞り
・未精製または精製工程がなるべく少ない(高温処理でない)もの

・原料菜種は非遺伝子組換、ポストハーベストフリーのものや国産

をおすすめしています。
どんな原料の油を選ぶか、についてですが、不飽和脂肪酸、とりわけリノレン酸を多くふくむ油がおすすめです。菜種油は食用として出回っている油の中で比較的リノレン酸が多く、購入しやすい油だと思います。また、リノレン酸が多く含まれる油はえごま油です。こちらも生でドレッシングなどにご使用されてはいかがでしょうか。
※油のとりすぎにはご注意を!

 

 2.    名古屋生活クラブで販売中の油の比較 (菜種油で比較)


純正菜種サラダ油(安くて臭い、色がなく使いやすい)

生産者:平田製油 原料:オーストラリア産菜種(非遺伝子組み換え)
圧搾絞り、脱臭(240〜250℃)で高温処理がされるが、この工程以外は湯洗いや遠心分離などによる精製。サラダ油のためにおい、色が少なく使いやすい。

  北海道産なたね油(高温処理工程がない、脱ガム処理されているので使いやすい。)
 

生産者:エコERC 原料:北海道産菜種
圧搾絞り、調理時の発泡を防ぐために脱ガム(精製)をおこなっているが、湯洗いのみ。焙煎、圧搾から脱ガム工程まで全てに高温がかからないように温度管理、85℃以下で処理されている。臭い、色はあるが揚げ物にも使いやすい。おすすめの油

  幸せ色の黄金あぶら

生産者:協同製油 原料:青森県・北海道産菜種
圧搾絞り、未精製。和紙でろ過しています。未精製のため揚げ物には注意が必要だが、抗酸化物質がしっかり残っている。おすすめの油。

名古屋生活クラブの牛乳について

 

    一番おすすめしているのは放牧乳です

動物にも人間にもストレスフリーな牛乳をおすすめしています。放牧乳は青草をたっぷり食べた牛の牛乳なので、草由来のビタミン・ミネラルを多く含むと言われています。実際に夏場になると牛乳の色が少し緑色になります。

一般的には牛舎で飼い、穀物飼料と乾草を与える飼い方でたくさんの乳量が得られることを優先します。

たくさんの乳量を搾り取る飼い方では3、4年で廃牛(と殺される)となり、新たに若い牛を入れる…その繰り返しです。家畜の命ってなんだろう??中洞牧場や斉藤牧場のように1日に少しずつ牛乳を搾ると10年近く搾乳牛として活躍する牛もいます。
 

    生産者の特徴

岩手県・中洞牧場、北海道・斉藤牧場

山地酪農(山に牛を放牧)を行っており、牛は野芝等を食べて牛乳を与えてくれます。ストレスフリーな健康な牛から恵まれる牛乳は、人の体にも負担なく飲むことができる美味しい牛乳です。低温殺菌、ホモジナイズ処理なし。

1頭あたりの生産量は少ないので、高価な販売価格ではありますが少しだけ飲む方にはおすすめしています。

 

北海道・あすなろファーミング

牛舎から少し離れたところの平地に放牧地を設け、放牧しています。エサは牧草がメインですが、搾乳時に国産主体の穀物飼料を少し与えています。低温殺菌、ホモジナイズ処理なし。放牧のわりに良心的な価格を実現しており、普段使いにもおすすめできる牛乳です。

 

岐阜県・牧成舎

飛騨古川で営む地元に根付いた乳業会社。酪農家の数も4軒ほどと少なく(放牧ではありません)、身近に感じることができる牛乳です。農家によって使う飼料は異なりますが、デントコーンサイレージを作っている生産者もいます。

牧成舎の代表の牧田さん自身も酪農家の1人で毎朝乳搾りを行っています。低温殺菌、ホモジナイズ処理あり。普段使いにおすすめです。

 

島根県・木次乳業

自社牧場では山地酪農を実践(ブラウンスイス山地酪農牛乳)。地域の酪農家たちの牛乳を製品化しています。非遺伝子組み換え飼料への取り組みもしており、全農家ではありませんが、一部非遺伝子組み換え飼料を導入しています。農家によっては自家生産の牧草を使用しているところもあります。低温殺菌もしくは7215秒殺菌。

 

三重県・四日市酪農

5軒の農家の牛乳を製品化しています。全ての農家で非遺伝子組み換え飼料を使用。放牧ではありません。

一部農家で自家生産の牧草を使用しています。代表の岡田さんも酪農家の1人です。

 

北海道・ホクレン

名古屋生活クラブで扱っている共同購入会向け商品である牛乳2種類は15軒の農家限定の非遺伝子組み換え飼料を使った牛乳です。2種類の中でいうと、味で選ぶならノンホモ牛乳がおすすめです。賞味期限が長い方がいいという方は北海道よつ葉牛乳NONGMOをおすすめします。

牛肉の生産者

 1.    名古屋生活クラブの牛肉

一般的な牛肉は、高カロリーな配合飼料で脂肪を多く付けたり、ビタミンAを欠乏させる事によって霜降りにします。動物性脂肪には、飽和脂肪酸が多く含まれ、過剰摂取には冠動脈疾患、肥満、糖尿病といったリスクがありますので、この様な肉はおすすめできません。また、全ての畜産製品に共通の考え方として、家畜の健康に気遣った育て方が、安全につながると考えています。

この様な理由から、

     投薬(特に抗生物質)は最低限の使用

     穀物飼料は非遺伝子組換、ポストハーベストフリーのもの(できれば国産)

     牧草や干し草など緑餌をたっぷり与えている

     舎飼いより放牧。舎飼いの場合も、できるだけストレスの無い飼育方法

     無理に増体させる飼育方法ではなく、ゆっくりと育てている

と言う事を重視して選んでいます。

 

旨みを逃さないようにする為に、隔週でチルドで取り扱いをしておりますが、その場合には、1頭単位で入荷し、専属の肉屋さんにスライスしていただいてお届けしております。売りやすい部位を選んで入荷ししまっては、特定の部位が残ってしまい、生産者の負担が大きくなってしまいます。

 

2.    それぞれの生産者の特徴

えりも高橋牧場(キーワード:日本短角種、放牧で健康的、肉の旨みが濃い、価格は少し高め)

えりも岬の先端近くで、日本短角種を放牧しています(冬は寒すぎるので、牛舎に入ります)。約200頭と言う大きな規模ですが、病気になった時以外、薬は防ダニ剤のみ(放牧すると、どうしてもダニが付きやすくなる)しか使用しません。

放牧牛は、良く運動しますので、健康的ではありますが、筋肉が発達して固くなりがちですが、えりも高橋牧場では、出荷前の6ヶ月間牛舎で飼育する事によって、少し脂肪を付けています。牛舎に入れている期間は、配合飼料も与えますが、放牧中は放牧地の青草しか食べませんので、生育期間全体としては、非常に多く牧草を食べて育っています。また、えりも岬の強風で運ばれてきた海のミネラルをたっぷり含んだ牧草を食べて育つ事によって、他の短角牛よりも旨みが増すそうです。えりも高橋牧場には、ファームイン「まぷりっと」と焼肉小屋「短々」が併設されていて、訪れるお客さんに牛肉を振舞っている事もあり、自称「日本一自分の育てた牛肉を食べている」生産者です。

名古屋生活クラブで取り扱っている牛肉の中では、若干高価になりますが、味の面でも健康の面でもおすすめできる牛肉です。

 


恵ファーム上田さん(キーワード:ホルスタイン、牛舎飼いだけど牧草の比率が非常に高い、山の上の汚染の無い環境、ゆっくり育てる、安い)

石川県七尾市の山の上で、去勢したホルスタインのオスを育てています。人里はなれた山の頂上付近にあるので、汚染の無い土地で農薬を使用しないで育てた自家製の牧草をふんだんに食べさせ、その他にはおやつ程度に米ぬかとおからを与えるのみ。以前は、放牧した事もありますが、肉が固くなり、消費者の受けが良くなかったので、今は牛舎で育てています。しかし、その牛舎もくさい臭いは全く無く、清潔な環境でストレス無く育っています。

ホルスタインは、肉専用ではありませんので、肉質の面で劣る部分があります。しかし、乳牛は、牛乳を出す為に、毎年妊娠と出産を繰り返しますので、ホルスタインの子牛は、一定数存在します。元々牛乳を出させる為に生まれた子牛ですので、安く手に入り、低価格な牛肉の提供に役立っています。この中間的な位置づけとして、ホルスタインのメスと黒毛和牛のオスを掛け合わせた交雑種があり、2015年の取り扱い分から切り替えていただく事になっています。

上田さんの牛肉は、脂肪が少なく、赤身の多い肉ですが、さっぱりしていて食べやすく、おいしい肉です。生産頭数が30頭に満たないような規模で、30ヶ月以上かけてゆっくり育てていますので、取り扱いできる数には限りがありますが、その分1頭ずつの牛に目の行き届いています。

えりも高橋牧場の短角牛よりも低価格で提供でき、お得感のある牛肉です。

 


興農ファーム(キーワード:国産化率の高い醗酵飼料、少し固くはなるが未去勢のYBB、味の良いアンガス)

北海道の標津町にある興農ファームでは、未去勢のホルスタインのオスとアンガスを育てています。主に興農ファームでスライスしたものを冷凍で取り扱っています。

YBB(未去勢の弱齢ホルスタイン)

オスの肉牛を育てる場合、通常は去勢して育てます。未去勢のオスは、暴れるので扱いが難しく、筋肉が発達する為に肉が固くなる、肉の臭みが出るといったデメリットがあります。しかし、興農ファームでは、去勢すると言う事は、本来の牛の生理とは反する行為であり、動物愛護の観点から好ましくないと考え、あえて未去勢での飼育を行い、肉が固くなる前の17ヶ月程度で出荷しています。名古屋生活クラブで取り扱っている牛は、全て赤身主体の肉ですが、その中でも固い肉質になりがちですので、火を通し過ぎないようにしてお召し上がり下さい。

また、主に農業残渣(通常なら廃棄されるもの)を醗酵させて餌として使用しています。これによって、餌の国産化率80%以上を達成し、ゴミの削減を通じて環境への貢献もしています。また、醗酵飼料を与える事によって、健康的な牛になるそうです。

アンガス

ホルスタインより、粗飼料での生育がよく、味が良い、イギリス原産の肉専用牛です。8ヶ月間放牧後、牛舎で12ヶ月飼育。舎飼時の餌は、YBBと同様。

高価で、取り扱い頻度も少ないのですが、YBBよりも味が良いので、是非お試し下さい。

卵の違い

 1.名古屋生活クラブの卵は・・・?

鶏も生き物です。鶏も卵をいただく人間も健康でないといけないと考えます。
鶏は野菜くずや青草を与えるととっても喜んで食べてくれることを知っていますか?
私たちが卵を選ぶポイントとしては、まず鶏の健康も気遣った生産者であることが第1条件であると考えます。
飼い方としては鶏が自由に動くことが可能な“平飼い”を重視しています。
抗生物質はどの生産者も使用せず、自家配合のエサを使用しています。

2.それぞれの生産者の特徴

北海道 田村さんの知床育ちの平飼い卵:
北海道の知床というとてもいい環境で平飼い飼育しています。規模は小さく、鶏の入れ替えの際には、鶏舎を休ませることで病原菌などの対策を行っています。エサにはトウモロコシを使用せず、北海道産の小麦や大豆が主体です。味わいはとってもさっぱりとしており、黄身はきれいな黄色。赤玉です。高価かもしれませんが、1週間に少ししか食べないというご家庭にはおすすめしたい卵です。
有精卵、無洗卵

野県 会田共同養鶏組合(平飼い卵、さくら卵):
飼育数約20万羽という規模なので、輸入原料も使用していますが、非遺伝子組換え、収穫後農薬不使用で、中身のわかる原料(一般の配合飼料は、微量の添加物までは開示されない事が多い)を、自社の飼料工場で粉砕、配合して与えています。また、地元である安曇野の飼料用米を混ぜたり、国産の高品質の魚粉を使用しています。平飼い卵は、1坪あたり15羽と、飼育密度も低く設定し、のびのびと動く事のできる環境を整えています。
また、HACCAPを導入した徹底管理で、食中毒対策に非常に力を入れています。
知床育ちの平飼い卵より少し濃い味で、コクがありすっきりした卵です。普段使いで平飼い卵を食べたい方におすすめです。
無精卵、洗卵殺菌済み

愛知県 櫛田さんの卵:
ゲージ飼いのため、一番お安く提供している卵です。
飼料の8割以上が国産というこだわりながらこの安さ。魚粉ではなく、マグロのカマを仕入れて炊いて餌に混ぜています。味は3種類の中で一番濃いですが、市販品までは濃くないです。
1週間に何パックも必要だという方は櫛田さんの卵で十分だと思います。
黄身の色はオレンジ色。白玉。
無精卵、無洗卵


3.洗卵について

卵の殻の表面には、クチクラ層という薄い膜があり、雑菌の進入などを防いでいます。洗卵すると、このクチクラ層が剥がれますので、日持ちが悪くなり、味の劣化も早くなります。一方、無洗卵の場合、表面の汚れを一応拭いていますが、雑菌が付いている状態です。卵を割る時に、殻に付着している雑菌が混入する可能性も有ります。一番良いのは、無洗卵を使用直前に洗って使う事ですが、面倒な場合は、劣化が早い事を考慮に入れた上で、洗卵済みの卵を選ぶのも一つの方法です。

福島第一原発事故関連情報

福島第一原発事故に関わる情報を更新しました。

こちらをご覧下さい。
1


名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp >>会社概要はコチラ